ワークライフスタイル

徹底した現場主義を貫いて高速道路の安心・安全・快適を守る
上越事業所 保全課
綱本 崇大
出身地/新潟県柏崎市
趣味・特技/スキー、サーフィン、料理
座右の銘・モットー/心を広くもつ

全国トップクラス規模の高速道路を守る誇り

 新潟県の高速道路は全国トップクラスの規模を誇ります。5つの路線が走り、延長は約430km。その維持管理を担い、安全を提供するのが当社です。
 保全課の綱本が担当しているのは、道路や休憩施設における様々な補修工事の施工管理です。「破損した路面の修繕をはじめ、老朽化した標識やガードレールの補修や取り替え、ETC出入口へと誘導するカラー舗装など、主に『小補修』といわれる小規模工事の指揮をとるのが私の仕事です」。
 新潟県は面積が広く南北に長いため、自然環境もバラエティーに富んでいます。海沿いや山間を走る道もあり、さらに冬には雪氷対策も求められるなど、常にタフな環境に置かれているのが特徴だと言えるでしょう。綱本が所属する上越事業所は、暫定二車線の上信越道やトンネルの多い区間、さらに県内屈指の豪雪地帯を抱えているため、万全の雪対策が必要なエリアです。「雪が降る直前こそ最も忙しい時期。スノーポールの設置、積雪で破損が予測されるものの撤去、雪害への注意喚起を促す看板の設置など、仕事は多岐にわたります。もちろん、本格的な冬に入れば除雪作業も。モニターを見ながら現場作業員に指示を出し、常に道路の安全を確保しています」。
 作業を請け負う協力会社と連携をとり、預かった現場の安全、工程、原価などを管理するのが綱本の仕事です。徹底した現場主義を貫く彼にとって、ひとつの工事を終えたときの達成感こそ、日々のモチベーションに直結する喜びなのでしょう。

現場ならではの「実感」に魅せられて

 入社当初、内勤で経理を担当していた綱本。その後、良いタイミングで保全課への異動が決まり「以前から興味があった」という現場の仕事に携わるようになりました。「元来、体を動かす仕事のほうが性に合っているようです。土木を学んだ経験もないため、最初は何も分かりませんでしたが、この仕事は経験こそ命。様々な現場を踏むことによって、少しずつ知識やコツが身についてきました」。
 無論、最初は戸惑うことも多かったようです。「初めての現場は、高速道路の路肩を低速移動しながらの清掃作業でした。高スピードで走る車の合間を見て中央分離帯を渡り、ゴミを拾ったときの緊張感は今も忘れません。また交通規制をかけるときは、決められた箇所に矢印版やラバーコーンを設置し、工事が完了したら、高速道路を約3kmもバックで走行しながらそれらを回収します。安全を守るための作業は常に危険とも近いことを意識し、細心の注意を払っています」。

 そこで知ったのは、事務職時代には味わえなかった現場ならではの充実感。「工事の大小に関わらず、協力会社の職人たちと共にひとつの現場に臨み、それが完成したときの達成感は格別です。机上で数字を眺めていたときには分からなかった『実感』に魅せられました」とやりがいを語ります。また利用者からの「改良されてうれしい」「より走りやすくなった」というレスポンスもさらなる醍醐味に。業務にあたって「社会貢献なんて意識は特にありませんよ」と言う綱本ですが、結果的にその仕事の全ては、地域の安全確保に役立っているはずです。

より良い仕事はプライベートの充実があればこそ

 協力会社との連携体制も万全で、効率的な業務運営が可能となった今、保全課でもデスクワークの割合が増えつつあります。でも一方で当社が大切にしているのは、いつの時代にも揺るがない「直営力」です。その点、様々な工事のノウハウを知る綱本は貴重な存在といえるでしょう。また当人も「ずっと現場での作業に関わっていたい」という徹底した現場主義。今後のテーマにナレッジマネジメントを掲げる当社において、その知識や技術を後輩に伝えていく存在としても期待が募ります。「とは言え、私もまだまだ経験が足りません。これまで担当したことのない工事にも取り組んで工種の幅を広げ、あらゆる場面に対応できるようになるのが今後の目標です」。
 現在は上越に単身で赴任し、家族と離れて暮らす綱本。ふたりの愛娘や地元の友人たちと会う機会は限られるものの、新潟に帰ったときは周辺のイベントや祭りなどに出かけ、共に楽しむひとときを大切にしているのだとか。「当社の場合は転勤も県内なので、異動先を拠点に輪が広がり、より新潟を楽しむことができるのがいいですね」。夏はサーフィン、冬は小学生のころから続けているスキーと、アクティブに新潟の四季を満喫しています。
 また、単身赴任を機に料理にも開眼。こだわりのマイ包丁で毎晩自炊し、着実にレパートリーを増やしているようです。「レシピサイトを参考に献立を決め、買い物をして帰ります。以前よりスピーディーに調理できるようになってきましたよ」と笑う綱本。「より良い仕事はプライベートの充実があってこそ」と、公私ともに順調な日々を送っています。

|私|の|必|需|品|

カメラ、コンベックス(メジャー)

現地調査に欠かせない2品。路面の損傷などを見つけたら、コンベックスで大きさを測り、カメラで撮影します。「写真があれば、現場を見ていない人にも共通認識を持ってもらえるので便利です」と綱本。より業務をスムーズにするための効果的な工夫のひとつです。

ページの先頭へ▲